人から見られていると感じた時の対応

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

人の視線が気になる人のお話。

・道を歩いている時、電車の中などで「周囲が自分のこと(服装、表情)を変だと思っている」
・お店の店員が自分のことを「不審者だと思って見ているでは」

など、悩んでいる人。

そんな人の視線が気になる人の特徴は

「人の視線を見ていない」

ということ。

意外に思うかもしれません。

皆さん「人目が気になる」って言いますから。

人の視線が気になる人は、視線を恐れて下を向いて人をみないことが多いし、「見られている」と考えているということは注意が自分に向いていて他人には注意が向いていないのです。

大勢の前で話すことが苦手な人が、聞いている人を見ないで下を向いたり原稿ばかり見ているのと同じです。

人がどこを見ているかなんて見ていないのです。

視線が気になる時は、視線が気になる人がどこを見ているかきちんと確かめてみましょう。

人は自分を見ているかもしれないし、見ていないのかもしれません。

人の視線を把握するだけで人の視線が気にならなくなってくる人もいますよ。

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