浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
眠れないで悩んでいる人って多いですよね。
眠れない原因はいろいろありますが、心理的な要因としてよくあるのは
「眠ろうとすること」
寝よう、寝ようと考える。
そうすると眠れないことに意識が向きます。
「寝るためにはどうしたらいよいか」
を考えているとどんどん頭がさえてくるのです。
そうすると寝ようと寝ようと考えて・・・という悪循環。
眠れないのに「目を閉じているだけでも休んだことになるだろう」と思って、そのまま寝床にいるともっと眠れなくなるので注意がが必要です。
寝床=眠れない場所と意識がされちゃうのです。
眠れない翌日にソファで寝てしまうとさらに悪循環に。
ソファでは眠れるけれどベッドでは眠れない、となってしまいます。
眠れない時は寝ようとすること一旦中断しましょう。
余計なことを考えないことが一番です。
ベッドから出てできれば別の部屋に行くようにしてください。
読書や音楽をきくなどリラックスできることをしてすごしてください。
そして眠気がきたときに寝床にいくようにしてください。
眠れなければまたベッドから出る、を繰り返しましょう。
決してソファで寝たり、翌日昼寝してはいけません。
こういうことを繰り返していくうちに眠れるようになってきます。
すぐには結果が出ませんので、地道に取り組んでいきましょう。
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