浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
「不安をなくそう」として
・カウンセリングの本を読んでいる
・自己啓発本を読んでいる。
・ネットで不安克服法ばかり探している
・リラックスすることばかり考えている
こんなことをやっていると不安に囚われやすくなります。
不安があれば取り去りたい。
当たり前のことですね。
ただ不安が強い人は「あえて不安を探す」ようなことをしてしまいます。
次々と新たな不安が結びつけて、不安を作っているようなことありませんか?
仮に心の安定を一時的に得たとしても、
「この安定が崩れたらどうしよう」
と不安になるわけです。
幸せいっぱいのカップルが「この幸せが崩れたらどうしよう」と不安になるのと同じようなものです。
安定にしがみつこうとして、不安定になってしまう。
不安をなくそうとしている人は、ずっと不安に囚われ続けます。
本来良い気分も、悪い気分もずっとは続きません。
しかし、ジタバタと良い気分になろうとすると悪い気分が続きます。
ですから不安は「なくす」ではなく「不安があっても対処できる」を目指す方が良いのです。
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