浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
もし今日が人生最後の日だったら、今日やろうとしていることをやりたいだろうか?
Steve jobs
あのアップル創業者のスピーチから。
不安を克服しようとしているけれどなかなか勇気が出ないって人には一歩前に進むことを後押ししてくれる言葉かもしれません。
「明日どうなるかが不安」
「鍵をしめたか不安」
「パニックになったらどうしよう」
「人からどのようにみられているか不安」
と思って、不安に悩まされますよね。
そして不安にならないよう対処することばかりやってしまう。
「今のままでいいわけないのはわかっているけれど・・・」
「不安がなくなったら挑戦しよう」
「勇気がでたらやろう」
世界がほろびる人生最後の日だとしても、そんな風に考えて不安に囚われた行動をとりますか?
最後の日とすれば自分の考えている不安の多くがどうでも良いことになりませんか?
イチイチ将来のことや人からの評価、体調のことを気にしても無駄になるわけです。
過去や未来への比重が低くなりませんか?
自分が今本当に大切にしたいことはなんだろう?
最期の日と意識すれば自分が大切にしているものが見えてきます。
人生という時間は限られています。
過去を悔やんだり恨んだりするのではなく、未来を予測して思い悩むのではなく、「今」を一生懸命大切にした「行動」をとってみてください。
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