浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
うつや不安などで悩むとやりたいことができなくなることがあります。
電車にのってどこかへ行く
コンサートに行く
趣味を楽しむ
友人と遊ぶ
仕事をする
子育てをする
・・・などなど
良くなったらこれをやりたい!というものを持っていることは大事です。
治療へのモチベーションとなります。
もう一つ大切なことがあります。
多くの場合やりたいことは「完全に良くなってからやろう」ということではありません。
「不安をもちつつやりたいことをやる」ことが症状の改善につながっていきます。
例えばパニック障害で電車に乗れなくて旅行に行きたくても行けないって人。
「良くなったら電車に乗ろう」
だとダメなんです。
電車に乗ってみないと大丈夫かどうかなんてわからないのですから。
だから不安はあるけれどやりたいことをやってみることが必要なのです。
やりたいことが出来るようになることで「もっと良くなりたい」という治療へのモチベーションになりますよ。
「不安だけれどやってみるって怖いなぁ」って思った人はこちらの記事も参考にしてください
・心の病気は休んでも良くならないことが多い
・不安に直面して悪化することはあるの?
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