浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
赤面してしまう時ってありますよね。
恥ずかしいなぁって時とか。
「赤くなってるよ」って言われた経験はありませんか?
それからだんだん「赤くなっているのでは?」と不安になり、赤面を隠すようになるとつらくなってきます。
赤面恐怖ってやつです。
赤面恐怖の人は陥っている人がよく思いがちなことを3つ。
①自分がいつも赤面していると思い込んでいる
「顔が熱くなっている感じがするから、赤くなっているハズです」と答える人が多いのです。
実際赤くなっているかを確かめる必要があるでしょう。
②周囲が赤面に気づいていると思い込んでいる
実際にはいわれていないことを想像しています。
だいたい相手の表情をきちんと見ていないことが多いので、相手のどこをみるかなど検討する必要があります。
③周囲は赤面している自分を見て変だと思っている、と思い込んでいる
これも言われていないことを想像して不安になっています。
赤面を避けるために顔を隠すようなことをすると、怪しげな行動になるので実際に注目を浴びてしまうことも。
赤面恐怖の人がこの3つを「思い込み」といわれると納得いかない人もいると思います。
「人から言われたこともあったし、周囲はなんかよそよそしい感じがするし」
と。
しかし実際にどうかは確認できていないことがほとんどです。
一つ一つ実験をして確かめてみるとその考えも変わってきて、赤面がそれほど怖くなるなるものです。
実験の方法を認知行動療法などで提供しているので興味のある人はご相談ください。
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