浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
少し早目の夏休みをとっていました。
これから夏休みの人もいますよね。
夏休みといえば遠出。
遠出をしようとすると、戸締りが気になる人いますよね。
ガス、窓、玄関ドア、電化製品のコンセントなどなど。
私も気になることが多々あります。
よくあるのは「全く鍵をしめた記憶がない」というもの。
普段からやっていることは自動的に行動してしまい、記憶がないのです。
こういう時に私は戻って確認はしないようしています。
頻繁にあるので不安になってもほっといているのです。
気になりすぎて確認のために自宅を出るのに何十分と時間がかかるようですと強迫性障害といわれるようになります。
以前も書きましたが遠出の時は不安になりますが、良い練習のチャンスでもあります。
不安だからといって何度も確認したり、家族に確認してもらったりしていると、症状はひどくなります。
「ちゃんと鍵をしめた感覚がない」
と思ったとしても、確認してはいけません。
「一度くらいいいだろう」
と思っていると、はまりますので一度でも確認はダメです。
もちろん確認強迫で悩んでいる人のみの話ですが。
確認強迫の人で遠出をする人は思い切って練習してみてください。
強迫性障害の人はこちらの記事も参考にしてください
強迫性障害の種類について
確認強迫と車の運転
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