浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
じめじめとした季節です。
暑くなってくると気になる汗。
人前で汗をかくことが気になる人っていませんか?
「汗をかいていたらあせっていると思われる」
「汗が服にしみて汚いやつだと思われる」
社交不安障害の人で考えてしまう人が多いかもしれません。
汗をかいているのを隠すために、真夏でも重ね着をしたり(もっと暑くなるんですけどね)、相手からわからないような行動をしたり(逆に不自然なんですけどね)してしまいます。
友達と会っている時も「自分の汗に気づいているのでは?」と考えて、会話や食事どころじゃなくなります。
買い物にいっても店員から「あの人汗がしみてる」と思われるのでは?と考え、買い物にいけなくなることもあります。
電車にのっても周囲が自分の汗に気づいていると考えて苦痛になります。
こういう人が制汗剤とか使うと逆効果になります。
一時的に効果はあるにしても制汗剤を使っても気になるし、常に汗をかいていないか?と汗を抑えようとすることばかり考えるようになるからです。
克服する第一歩は、汗をかいた時きちんと周囲を見てみることです。
電車の中、店員、話している友人・・・どこに視線がいっているかきちんと見たことありますか?
意外にみていないものです。
まぁ、これは体験しないと納得ができないところだと思います。
悩んでいる方は実践してみてください。
うまくいかないときは相談しにきてくださいね。
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