浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
ゴールデンウィーク4連休が始まりました。
私も久しぶりの連休です。
自宅でゆっくりと珈琲を飲みながら読書をしたり、いつもとは違う料理を作ったり、ゴロゴロしたりと、普段とは違う過ごし方をしています。
連休にどこかに出かける人もいますよね。
確認強迫の人は練習のチャンスです。
長い時間外出するため、自宅の窓、ガス、玄関の確認がいつもより怖くなりますよね。
そういう時こそ、確認せずに外出しましょう。
最初は不安だと思いますが、必ず不安には慣れてきます。
こういうと
「最初は我慢できたけど、あとで不安になって戻って確認してしまう。やっぱり不安に慣れない」
という人もいるでしょう。
それはずっと不安に慣れないということではありません。
不安には波があるだけです。
場合によっては数時間かけて練習する必要性があります。
何度不安の波がきてもがんばって乗り越えましょう。
「あれ、閉めたかなぁ。記憶が曖昧だなぁ」
と、思ったらそのままにしましょう。
記憶をたどったり、周囲に確認したり、確認に戻ったりしてはいけません。
「ドアは空いている。もう諦めよう」
と開き直ることが必要です。
「そんなことできるか~!」
という声が聞こえてきそうですが・・・やりましょう。
ピンチはチャンス。
確認強迫の人は是非長めの外出をして練習してみましょう。
強迫の方はこちらの記事も参考に
・強迫観念への対応方法
・強迫性障害の家族が注意したい対応
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