浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
「なかなか不安なことを練習する勇気がでない」
「どうやったら不安ことができるようになるのか」
これは不安なことを練習していくどの段階でも考えてしまいます。
最初の時だけでなく、ある程度不安なことができるようになった時も。
途中までやれたらどんどん一直線にできるようになるわけではありません。
「どうやったら不安なことをやる気になれるのか」
と考えてしまいます。
困ったことに多くの場合考えても何も出てきません。
厳しいようですが、場合によっては「どうやったらやる気になれるのか」と考えていることで、不安なことを実行することから回避をしている可能性もあります。
じゃぁ、どうすればよいのか。
多分、多くの人ががっかりする助言となるのですが・・・。
最初に不安なことをした時、どうやったらできるようになったかを考えてみてください。
「やる気が出たから」ではなく、
「とりあえず少しでも前進できそうなところを探してやってみた」「不安だけどやってみた」ということではありませんでした?
おそらく自己啓発本を読んでも、偉い先生の話を聴きに行っても、スピリチュアルな世界にいっても、やっぱり「やるしかない」という結論になります。
まぁ、ミラクルなおいしい方法なんてないので、
どっかで「え~い、やっちゃえ~」というものが必要なわけです。
ぼちぼち私と一緒にがんばりましょう。
「がんばるは禁句なはずだ~!」と考えるかもしれませんが、
前もブログで書いたように、がんばらないと何も変わりません。
ただし頑張るコツだけは間違えないようにしないとただ疲弊していくだけなので注意しましょう。
本当にがんばってもいいの?と思った人はこちらも参考に
がんばらないと良くならないことも
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