浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
パニックとか社交不安障害とか強迫とかの治療は、基本的に不安場面を練習していくこととなります。
他に良い方法ないかなぁ、不安なことをやらなくても良くなる方法がないかなぁ・・・って思っている人!
まず、そんな方法はありません。
直面しないかぎり、よくならないのです。
そもそも良くなったかどうかは不安場面に行ってみないとわかりませんしね。
練習していくこと
「これだけはやりたくないなぁ」
「これ以外ができるようになるだけで良いんだけど」
と思うことがあるかもしれません。
例えばパニックで電車が怖い人が
「快速なんて乗れるように乗れなくたっていいや」
と思って、鈍行だけにのって快速に乗らないとか。
不潔強迫の人がどうしてもきれいにしておきたい場所をとっておくとか。
このように一部でも苦手なことを避けていて、良くなるということはまずありません。
不安を克服したことにならないからです。
良くなったなぁと思っても、微妙に不安に付きまとわれているままでしょうし、将来何かの拍子に再発する可能性は高くなります。
ですから、最後までやり通すことが必要なのです。
大変なことかもしれませんが、少しでも前に進むようにしましょう。
苦労した分の見返りは大きいものです。
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