浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
先日、とある企業でメンタルヘルスの講演会をやってきました。
何度やっても人前で話すというのは緊張します。
胸のあたりが締め付けられるような、強い恐怖にも似たような感じがします。
私の場合は話をする前が一番緊張します。
あと、話をはじめで滑舌がよくなかったりするとあせってしまいます。
今回もそんなことがありましたが、なんとか講演を終えることができました。
さて、講演会みたいに多くの人の前で説明する時ってどこをみていいかわからない、っていう人いませんか?
下を向いて原稿を読んでいてはいけません。
原稿を読んでいるようだとつまらない説明になります。
また下ばかり見ているので自信がない印象をあたえ、周囲がみられていないので不安が強くなります。
よく話すことが苦手な人が陥るパターンです。
ではどこをみればよいのか。
話が苦手な人がやりやすいものとして
「頷いている人を探して、多めに見るようにする」
というテクニックがあります。
ふんぞり返っている人や寝ている人をみてしまうと、
「どうしよう。うまく話せていないんじゃないかな」
と考えてあせってしまい、さらに緊張してうまく話せない、となってしまいます。
頷いている人っていうのは、少なくともきちんと話を聞いてくれている人、または好意的に聞いてくれている人、と話している方からすれば思うわけです(実際はわかりませんが)。
そうするとちょっと安心感があり、スムーズに話しがしやすいのです。
ちょっと余裕がでてきます。
良い循環となっていくわけです。
これは大勢でなくても使えるテクニックです。
人前で話す機会がある人は試してみてください。
人前で話すのが苦手な方はこちらの記事も参考にしてください
・話をしているときに人からどう思われているか気になったら何をすればよいか?
・人前で震えが気になる人の忘年会対策
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