うがいはインフルエンザに本当に効果はあるの?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

インフルエンザがはやりそうですね。

みなさん注意しましょう。

インフルエンザ予防としてあげられる一つが「うがい」。

しかしこのうがい。

このブログでよく出てくる「科学的根拠に基づいた効果があるか」という問いには、ちょっと微妙なようです。

諸外国にはあまりうがいという習慣がないのも一因かもしれませんが、あまり研究がされてないんです。

効果があるという研究もあるようですが、それだけでは不十分で、否定的な見解もあります。

以前厚生労働省が出していた資料にはうがいが推奨されていましたが、現在のホームページでは予防方法としてうがいがのっていない・・・。

いったいどっちなんだ!と思うは私だけじゃないはず。

結局やった方がよいかどうかについては、まぁ、一応風邪には効果があるようですので、普通の風邪予防も並行していると思えばやらないよりはいいのかもしれません。

もちろん、今後の研究次第ではどうなるかわかりませんけど。

また私が一番「これでは意味がないのでは」と思うことが。

それはマスクの付けかた。

一番よくある間違ったつけかたは、鼻を出している人いますよね。

あれでは意味がありません。

ちゃんとマスクで覆いましょう。

インフルエンザ予防として結構推奨されているのは手洗いと、顔に手をつけないことみたいです。

ただ、強迫性障害の行動療法をやっている人で手洗い禁止になっている人は専門家に相談してくださいね。

色んな意見がありますが、とりあえず厚生労働省が出している指針はこちら。

ご参考までに。

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