浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
パニック障害の人が電車などで苦手な場面で練習する時。
「パニック発作が起こらなかった成功」
「パニック発作が起こったら失敗」
という文脈でやってしまうとうまくいかないかもしれません。
「電車に乗っても発作は起こらないんだよ」
ということではなく、
「発作が起こっても何とかなる」
ということを身につける練習をしなくてはいけないのです。
これでなかなか良くならないなぁって感じている人もいるのでは?
怖い場所がどうこうというよりも、発作自体に慣れていく必要があります。
そうしなければ電車が苦手な人が仮に練習でよくなったとしても、いつか他の場面で発作のような症状がでたらまた怖くなって「再発」となってしまうかもしれません。
発作自体に慣れてしまえばどんな文脈でも大丈夫になるので便利ですよ。
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