浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
摂食障害の家族の対応をどうすれば良いか?という方もいますよね。
大事なことの一つは、食べる・食べないについて家族が口出ししなことです。
「もっと食べなさい」
「もう少しふっくらしていた方がいいんだから」
「過食する原因はなんなの?」
とか。
そんなことをいっても「わかってもらえない」「うるさい」と思われてうまくいきません。
家族が説得しても駄目なんです。
摂食障害の場合、食事については専門家が口出しをすることはありますが、家族は口出しをしないことが必要です。
どうしたらいいかはケースバイケースです。
対応の一つとして本人がどうしてもらえたら楽なのか、どうしたら治療のお手伝いができるのか、などコミュニケーションをとってみてもよいでしょう。
食べればいい、食べなくなればいい、という単純な病気ではありません。
あせらずじっくりと治療していきましょう。
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