浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
以前に書いたことありますが、強迫性障害にかかっている人は2~3%と言われています。
つまり100人中2~3人はいるということです。
みなさんの知り合いの中にもだいたい一人くらいはいる可能性はあるでしょう。
「手洗いとか確認とかの強迫症状じゃないから自分のような人は珍しいのでは?」
と思っていても、それほど珍しいことでもなかったりします。
これだけ強迫性障害の人がいますが、多分治療につながっている人は少ないと思います。
「以前から確認癖があったけれど、それがどんどんエスカレートしてきた」という人がいるように、「自分の性格」として思っており、苦しいけれど「こんなもんだ」とすましている人がたくさんいるような気がします。
それで治療にはいるまで数年~10数年たってしまいます。
早めはやめの治療が大事です。
周囲に強迫性障害かなぁと思うかたがいたら、様子を見て薬物療法や行動療法などの治療をすすめてみてください。
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