浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
最近子どものイジメについて話題になっていますね。
道徳教育やら云々とマスコミで対応について語られています。
しかし、イジメの問題は子どもだけの問題ではありません。
大人のイジメもかなりの問題となっています。
大人のイジメは職場などではパワーハラスメントという用語で表されることがあります。
ある調査によると、職場でのイジメで多いのが言葉によるものだそうです。
「使えない」
「能無し」
と言ったり、嫌味や人格否定するようなことを皆のいる前でいったり、厳しすぎる指導、というものです。
言葉以外ですと、無視、違法なことをやらせる、脅迫行為などがあるようです。
これが続くことによってうつ病を発症してしまうことが多々あります。
パワハラをしている側はそのような認識は低いような気がします。
「ただ指導をしただけだった」と。
パワハラされた側はなかなか相談できない。
上司に相談しても「あなたにも悪いところがあるんじゃないの?」「子どもの頃叱られてこなかったんでしょ」っていわれる。
さらに追い詰められていく・・・というパターン。
これって今騒がれている子どものイジメと同じですよね。
子どもの教育の仕方云々がいわれていますが、大人も結局同じことをしている人が多いのです。
イジメは子どもだけでなく、大人も含めて社会全体で対策していかなくてはいけませんね。
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