浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
前回の続き。
心が揺れ動いているときはいろんなことを考えています。
まずはそれをとらえるのが第一歩です。
そのためには自分の気持ちを客観的に観る練習をするとよいかもしれません。
今自分が何を考えているのか、というのを観察します。
「~と考えた」「~という考えをもっている」
とつけると、やりやすいかもしれません。
ちょっと、客観的にみれませんか?
「自分は嫌われている」から「自分は嫌われている、という考えをもっている」
とすると。
自分が考えていることと距離をとることにより、いつものパターンから抜け出しやすくするのです。
余裕があれば、ノートに書きだしてもいいかもしれません。
書いていると「あれ、考えすぎかな・・・」って思うこともあります。
カウンセリングの中でも、考えていることを書いてきてもらうことがよくあります。
それには客観的に自分の考えを振り返る目的もあるのです。
「こんなことやっても意味がない」「私にはできない」・・・と「考える」かもしれませんが、やってみることが大切です。
次回、考えを客観的にみるときのコツについて書きます。
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