心穏やかでいるためには①

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

人間、誰でも普段から気分の浮き沈みに悩むことがありますよね。

こういう時
「どうやったら心が穏やかでいられるか」
「どうやったらプラス思考でいられるか」
と考えて、本を読んだり、そのようなセミナーみたいなものにいく人もいるでしょう。

しかし、そんな簡単にそのような状態にはなりません。

「心を穏やかにしよう」
と必死でもがいているということは、
「自分は穏やかでない」
と繰り返し言っているようなものなので、さらに望む方向にはいきません。

ではどうやったら心が穏やかでいられるのか?

まずは、心は穏やかなこともあるし、そうでないこともあることを認めることです。

これが難しい。

嫌な気分しか感じられないのに、もう少し気分が良くなりたいというのはごもっとも。

しかし、そのようにしていると上述したように悪循環になります。

「穏やかでいるためのコツは、穏やかにしようと思いすぎないこと」
となりますが・・・そんなこと言うとがっかりしちゃいますよね。

それでも今よりも平穏でいられるためにはどうしたらよいか、だれでも知りたいものです。

そのコツについて次回以降書いてみたいと思います。

ちなみに「心が平穏になれる3つの方法!」と、自己啓発の本のタイトルにありそうなおいしい方法(そんなおいしい方法なんてないと思いますが・・・)ではないので、軽い気持ちで見てください。

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