自分のことをどうでもいいと思っている、と思った時は

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

他人に対して「あの人はこのように思っている」
という思い込み。

よくありますよね。

実際は他人がどのように考えているかはわからないものです。

毎日遅く帰ってくる旦那さんに対して
「あなたは私のことなんてどうでもいいと思っているんでしょ」
と、相手にいってしまうと喧嘩になってしまうかもしまいますよね。

「どうでもよいと思っている」
は、本当かどうかはわかりません。

こういう時は素直な気持ちとして自分はどのように思っているかをとらえる必要があるでしょう。

遅く帰ってくる旦那さんがという例であれば、
奥さんは「さみしい」と感じているのかもしれません。

その「さみしい」というのが自分の気持ちで、そこをとらえるのです。

伝える時は
「どうでもいいと思っているんでしょ」
と「あなたは」という主語ではなく
「毎日遅くかえってくるとさみしい」
と、自分の気持ちをとらえて、自分が主語にした言い方の方がよいでしょう。

そうすることによって、相手への思い込みを少なくし、より自分が何を考えているかが伝わりやすくなります。

もちろん、そのような言い方をしたからといって相手が自分のいうことを聞いてくれるかは別ですよ。

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