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べき思考はするべきではない?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

考え方のクセの一つに「べき思考」というものがあります。

「家事は完璧にこなすべき」
「○○はこのようにするべき」

など、自分や他人に対して厳しくなりがちです。

これが極端になっていくと、完璧にこなせない自分を責めたり、完璧に行動しない他人を責めるなどして、困った状況になります。

しかし「べき思考」はダメなんでしょうか?

「べき思考」をする「べき」ではない、は「べき思考」ではないのでしょうか?

実際のところはべき思考で困るところと、そうでもないところがあります。

要はべき思考が極端になって、困った状況になってしまうことがマズイわけです。

ですからなんでもかんでも考え方を変えればよいというわけではありません。

誰も困っていなければべき思考もよいのかも。

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