病気かなと不安になり悪循環

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

4月はテレビで特別番組などが多いですね。

こういう時期に「あなたはこんな症状はありませんか?」といった番組があります。

それを見て
「自分もそのような病気なのでは?」
と思い、不安になる。

不安になるとインターネットで調べる。

インターネットで調べて「自分にあてはまる」と思い込み、さらに不安になる。

そうすると病院に行って検査をしてもらう。

検査結果は異状なし。

その部分では安心するけれど、体の異変があると不安になりインターネットで調べる・・・を繰り返す人って多いです。

病院のほかに家族などに確認を求めることが多いです。

まるで「不安を自分で見つける」かのようにどんどん不安になります。

こういう人は病気について調べたり病院で検査をしたりすると一時的に不安はさがりますが、長続きしません。

新たな不安が出てくるでしょう。

また、不安を早く解消したいので病院に行ったときに医師がはっきりした答えを言わないと非常にストレスを感じる人が多いです。

実は場合によっては病気についてインターネットで調べたり、病院で検査をすることを繰り返していることって、不安を持続する悪循環になっていることもあるかもしれないのです。

それを知らずにずっと同じようなことを繰り返します。

人にもよりますが、この悪循環を断ち切る必要がある人もいます。

あなたはこんな悪循環になっていませんか?

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