体重計にのりすぎると

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

本屋にいくといろんなダイエット法がありますよね。

どの時代にもダイエット法が登場して消えていきます。

楽に簡単にできるダイエット方法なんてどこにもない、とわかっていても目新しいダイエット法がメディアで取り上げられれば手を出してしまうのも仕方のないことかもしれません。

このせいか女性を中心に過剰なダイエットをきっかけとした摂食障害が多いですね。

よく言われているのは、過食したり嘔吐したりするのは
「太るのが怖い」
ということです。

太るのが怖いから体重計に一日何回ものり、太っていないかをチェックしてしまう。

この体重計に何回ものる、という行動は「太るのが怖い」という不安にさらに囚われるきっかけとなります。

体重自体は食事をとること以外でもかなり左右されます。

しかし、摂食障害の方の多くは食事のみに結び付ける傾向があるようです。

体重が増えたら「食べ過ぎ」となり、
体重の維持や減少でも「もっと」と食事制限は変わりません。

ですから、摂食障害で悩んでいる方は体重計との付き合い方を変えていくことも治療の一つとなることがあります。

体重計に乗りすぎていませんか?

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