浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
クリニックは休みになりましたが、私は来月開催する講演会の資料作りでバタバタしています。
今年もブログには書いていませんが、色々と研修会をやりました。
中でも一番多かったのは企業での研修会講師でした。
心の病は企業にとっても大きな関心事のようです。
「うつ病はげましていけない、と言われるけど、ではどうすればいいのか?」
「どこまでが病気で性格なのかがわからない」
「診断書にはうつ病と書かれているけれど、本当にうつ病なのか?」
「どこまで業務をやらせてよいのかわからない」
など、一般の方にはわかりにくいことが多いようです。
特に「教科書的なところはいいから、実際のところはどうなの?」
と、いうニーズがたくさんありました。
研修では管理者向けで、心の病について、部下に対する話しの聴き方、マネジメントスキルなどをやりました。
臨床心理士が会社でのマネジメントスキルを?と思う人もいるかもしれませんが、実は行動療法と同じ原理を応用したマネジメントスキルっていうのもあります。
行動療法の原理っていろんなところで使われているのです。
行動療法を一般の人が学んでいくと、病気の治し方だけではなく、部下の扱い方、パフォーマンスの上げ方、子どものしつけの仕方、声かけの仕方、ダイエットの仕方などいろんなことに使えます。
カウンセリングで行動療法を受けた方は、生活の中で使えるところがあるので、応用してみると面白いかもしれませんよ。
うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。