浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
今回は、うつで悩んでいる人が、振り返ってもらいことの何個かをお話します。
振り返ってもらいたいこととして、
①どんなことがきっかけで落ち込んでいるか
②その時、どんなことを考えているのか
③その時、どんな行動をとっているのか
④その結果どうなったのか
が、挙げられます。
例えば、
①自宅で時間がある時にぼーっとしていたら
②「この先つらいことばかりだ」と考え
③やる気が起きないのでベッドでゴロゴロして
④考える時間が長くなってさらに落ち込む
など。
自分が落ち込みやすいきっかけやその時の考え方・行動の仕方を振り返えることによって、なぜうつが続くのか、なぜ負のスパイラルに陥っているのかが、見つけやすくなります。
この負のスパイラルにどう対処していってよいのか、落ち込んだ時の考え方と行動の仕方を学ぶことは、うつ病を治していく上で重要です。
お薬を飲んで楽になるのはいいけれど、ストレス場面でどう対処してよいのかわからないと困りませんか?
お薬はストレス場面の対処の仕方を教えてくれるわけではありません。
うつ病の方はお薬だけでなく、ストレス場面の対処の仕方を身につけるようにすることをおすすめします。
うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。