浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
強迫性障害の人は周囲の人にたいして保証を求めることがあります。
例えば、鍵をかけたかどうかについて「鍵かけたよね」など。
それに周囲が「大丈夫だよ」と答えると安心はします。
しかし、それが症状を悪化させるのです。
安心感は長くは続きません。
少し経つと不安になりますし、一人では外出できなくなります。
また強迫性障害の人は白黒つけたがる人が多いと言われています。
周囲が「どうたったかなぁ」とか、曖昧な答えを出すと、イライラしてしまう人もいます。
そうして周囲に確認をさらに強く求めて、症状が悪化するといった悪循環となります。
家族を巻き込んでいる時は、場合によっては家族と話し合ってもらうようにしています。
症状を良くするために、周囲の協力が必要なことが多いのです。
周囲を巻き込んでいる人は周囲とも話し合い、早めに治療をうけましょう。
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