うつ病と不安障害の併存

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

うつ病はパニック障害や社交不安障害、強迫性障害など不安障害が併存していることが多いと言われています。

私も経験上、そのように感じています。

気分の落ち込みとか眠れないとか「うつ」が全面にでているけれど、
よくよく聞いていくと人と話している時に人目が気になってひきこもりがちになったとか、
過呼吸が怖くてどこにも外出できていなくて、どんどん落ち込んできているとか、よくある話です。

つまり、うつの症状に隠れて不安障害は見逃されやすいのです。

しかも、不安障害の症状を「単なる性格」と思ってします方も多いようです。
社交不安障害や強迫性障害の方はその傾向が強いのかもしれません。
このため、治療が開始されるまでに数年~10数年経っている場合もあります。

人に相談しても「そんなの誰でもあるよ」と言われ、我慢していたりします。

おかしいなと思ったら早めに相談に行きましょう。

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