浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。
試験とか、プレゼンテーションとか、課題に直面した時って、不安になりますよね。
何かをやる時って、どれくらいの不安感だと良いか知っていますか?
もちろん、過度な緊張はパフォーマンスが下がります。
こういうことで悩む人が多いかもしれません。
では、緊張感が少ない方が良いかというと、そうではありません。
実はこれもパフォーマンスが下がります。
一番課題に取り組む上で最適なのは、その中間といわれています(課題の難易度によりますが)。
要は緊張感があり過ぎてもなさ過ぎても、パフォーマンスがは下がるということです。
ヤーキース・ドットソンの法則なんて言われています。
当たり前といえば当たり前なので、つまらない答えですねぇ。
「緊張感がある方がパフォーマンスが高くなる」という結果だったら緊張しやすい人にとっては、自信になるのに。
でもヤーキス・ドットソンの法則なんて無視して、
「このおかしくなるくらいの緊張感が自分のパフォーマンスを上げてくれる」
って思えたら良いのかもしれませんけど。
もう一つ言えることは、ほどよい緊張感を保つことがよいということは、不安自体は必ずも悪者ではないということも言えます。
だから不安をゼロにしようとする必要性はないのです。
ゼロにすることは無理なことですし。
緊張しやすい人は不安をなくすのではなく、そこそこ不安くらいを目指すと良いのかもしれませんね。
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