パニック障害の悪循環からの脱出

臨床心理士の鈴木です。

パニック障害になると、パニック発作が怖くなります。
「また起きるのでは」という心配が強くなってくるでしょう。
そうすると発作が起こっては困る場所を回避するようになってきます。
はじめは電車や車、だんだんスーパー、コンビニ、レジに並ぶ、美容室を回避し、自宅に引きこもるようになるかもしれません。
自宅に引きこもっても一人では怖くなり、どんどん生活範囲は狭まってきます。

このようにパニック発作を恐れて回避している生活を送っていると、どんどん不安は大きくなっていきます。

回避をしていていきなり「治った!」となる可能性は低いでしょう。

これを克服するためには、不安でもその場にとどまる練習をする必要ができてます。

こういうと「それができないから困っているんじゃないか!」と、つっこみをいれたくなるかもしれません。
それは思うのは当然です。
長い間、怖くてできなかったことをするわけですからね。

ではパニック障害でカウンセリングに来ている方は、どのようにしているかといいますと・・・
いきなり怖い場面に挑戦しても「やっぱり怖かった」とさらに怖くなるので、事前準備をします。

そして、だいたいは不安時の心持や対処法を学んだり、私と一緒にやることによって、だいたいは不安な場面にとどまることはできるようになっています。

やればやるほど良くなってきます。
やらなければ今のままです。

何事も行動が大事ですよ。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
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