臨床心理士の鈴木です。
NHKで強迫性障害について2日間にわたり放映されていたということを聞き、私も見てみました。
薬物療法と行動療法について主にやっていましたね。
行動療法の定義について間違いがあると思いました。
誤解が広まらなければいいのですが。
しかし、一般の方に伝えるためにはあれでいいのかもしれません。
定義がどうのこうのより、どうやったら治るか?ということが患者さんにとって大事ですからね。
テレビでもやっていたように今のところ様々な実験等で治療的効果があるというデータが出ているのが、薬物療法と行動療法です。
他の治療法が意味がないとは言いませんが、効果の方は示されていません。
ただただ話を聴くだけだったり、昔のことばかり話しているカウンセリングであれば限界を感じることが多いでしょう。
このため、これから強迫性障害の治療をする人は
①精神科・心療内科に行き、強迫性障害かどうかを確かめ、
②薬物療法・行動療法を受ける
ことをお勧めします。
行動療法については実施している機関が限られているので、インターネット等で探してみてください。
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