臨床心理士の鈴木です。
マイナスのことをぐるぐる考えている時はどうしていますか?
何回も繰り返し考えている場合は、解決しない問題に取り組んでいることが多いものです。
「あーなったらどうしよう」
「あの時~すればよかった」
など。
具体的に対策が打てるなら考えてよいと思います。
しかし、考えても仕方のない問題を考え続けている時は問題です。
悩む時間が増加するだけで解決にいたりません。
終わることのない戦いに巻き込まれるようなものです。
また考えても仕方のない問題をプラス思考にしようとするのも、いたずらに悩む時間を増やすだけです。
考えてしまう時間が長い時は、解決しようとしているものが考えれば解決できることなのか、考えても解決しないことなのかを見極めることが必要です。
考えても解決しない問題に対しては「棚上げ」するようにしましょう。
問題解決に取り組まないという姿勢です。
そんなことしてもすぐに考えてしまうのですが、何度も棚上げしてみましょう。
普段から棚上げしておくようなことを練習するスキルもありますので、悩まされている人はカウンセリングで練習してみてください。
考えて解決できそうなことも、一気に片付かないこともあります。
そのような時はある程度時間を決めて問題解決に取り組んでいきましょう。
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