社交不安障害・対人恐怖への対処-怖れている結果を回避

臨床心理士の鈴木です。

社交不安障害・対人恐怖の方の特徴の一つ。

怖れている結果を防ごうとして悪循環に陥っているパターン。

例えば・・・
「自分が赤面しているのでは」
と思い、それを隠すために顔を手で隠す。
そんな行動をとっていると逆に目立ってしまい、注目を浴びます。
そして
「やっぱり自分の赤面を人はみているんだ」
という結果になるのかもしれません。

人前でのスピーチが怖い人が、
リラックスをしすぎようとしたり、
早口でしゃべろうとしたりすることによって、
不自然なスピーチになってしまい、怖れている結果となります。

このように不安を回避するために行っている対処方法は、症状を悪化させるのです。

克服するためには・・・
・不安を回避するような行動を把握する
・そのような行動の代わりに適切な行動を練習する

ことが必要です。

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