臨床心理士の鈴木です。
カウンセリングを受ける理由は人それぞれですが、どんなものが多いのかというと
「薬以外の方法を知りたい」
これが一番多いのかもしれません。
診察で、
「調子どうですか?」と聞かれて
「悪いです」と言えば薬が増えて、
「良いです」と言えば薬が減る。
「不安な時は頓服を飲めばいいんだよ」
と言われて数年経ったが薬がなければ生活が不安。
むしろ、薬がお守り代わりのようになっていて、薬がないとパニックになっている。
そうすると
「いつまでこの状態を続けるのだろうか」と不安になる。
もちろん、ずっと薬を飲み続けなければいけない人もいますので注意は必要ですよ。
ただ薬を飲み続けるにしろ、薬以外の治療方法を知っておいてもよいはず。
ましてや将来薬を減らしたいと思うのであれば、薬が減った時、薬を飲まなくなった時の不安の対処も知っておかないといけないでしょう。
それにもかかわらず精神科等においてカウンセリングの利用率は日本では低いと言われています。
カウンセリングがもっとお薬と同じくらいスタンダードな方法になって、カウンセリングをもっと気楽に受けられるように普及していかなくてはいけませんね。
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