臨床心理士の鈴木です。
うつ病のカウンセリングではどのようなことをするかについてです。
「人によって異なる」といってはそこまでなので、大まかなことを紹介します。
基本的には認知行動療法を実施していきます。
特に私のカウンセリングでは「話をただ聞いてもらうだけのカウンセリング」ではなく「積極的に治す方法を学びたい・練習したい」という方にお勧めです。
①これまでうつ病を維持・悪化させてきた悪循環の把握
これまでのうつ病の経過を聞きながら、なぜなかなか良くならないか、どうやったら悪循環に陥らないかについて説明します。
②考え方を柔軟にしていく練習
気分の落ち込みをひどくしていくような、考え方について解説します。
そしてどのようにしたら気分の落ち込みがひどくならないような考え方・心持の仕方ができるかを説明し、練習していきます。
③うつ病の時の行動の仕方
落ち込んでいる時に、寝ていても嫌なことばかり考えます。
そのような時にどんな行動をしたらよいかについて説明して練習していきます。
行動を変えていくことで、考え方も大分かわっていきます。
ちなみにこれだけを徹底的にやるだけでもうつ病は良くなると言われています。
④うつ病に陥らせる人間関係について
うつ病になると人間関係も悪化しやすくなります。
距離の取り方や、「自己主張が苦手な人もための自己主張の仕方」について解説していきます。
特に「話は長いが伝わりにくい」と言われている人によいかもしれません。
⑤不眠への対処
うつ病になると眠れなくなります。
薬物療法以外の認知行動療法的な対処方法をお話します。
「これですっきり眠れる!」という魔法の方法ではありませんが、今後薬を減らしていきたい人にお勧めです。
よく実施するのはこの5つが多いのですが、これ以外にもたくさんあります。
希望の方は「カウンセリング」の予約をしてください。
うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他院通院中の方、どこにも通院されていない方も受け付けています。