臨床心理士の鈴木です。
前回、ポジティブ思考は歪んでいる可能性があることについてお話ししました。
ネガティブかポジティブかではなく、物事をある程度客観的にみることは、メンタルヘルスを保つ上でも重要なことかなと思います。
このためカウンセリングの中で客観的に物事を見ていく練習をしていくことが多いです(今回は「客観」「主観」の難しい定義の問題は脇に置いておきます)。
実際にうつ病や不安障害など治療の上では役に立ちます。
しかし、客観的に物事を見るというのは面白くないと思うこともあります。
何かを楽しんでいる時とか、熱中するものとか、好きなことをやっている時とか。
客観的に第3者的視点からみたらつまらないなぁ
おもいっきり主観的な方が楽しいこととか、楽なことってあるなぁ
・・・と私は思うこともあります。
それを考えると主観的であろうが客観的であろうが、その考え方がどれだけ役にたっているか、人生を豊かにしているかが重要だと思うのです。
そのあたりを私はカウンセリングでも大事にしていっています。
みなさんはどう思いますか?
うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他院通院中の方、どこにも通院されていない方も受け付けています。