「 2011年06月 」一覧

うつ病の講演会

臨床心理士の鈴木です。

さいたま市緑区役所で、区役所職員や看護師、ケアマネージャーの皆さん対象に研修会の講師をしてきました。

私はいつも道に迷うので、今回は会場まで迷わないようにと、車のナビに従って行きましたが・・・。
私の車のナビはどう考えても私を迷わそうとしているとしか思えません。
なぜか紛らわしい小道にはいり、曲がれない道路を曲がれと言います。
これは嫌がらせに近いですねぇ。
設定を変えたくても私は機械が苦手なので変えられません・・・。
予定よりも早く出たので遅刻せずにすみましたが・・・。

研修テーマは「精神科的基礎知識~うつを中心に~」。
うつの診断や薬の副作用、うつ病への対応について、看護師さん等医療・福祉のスタッフの皆さんが教科書的な知識ではわかりにくいと思われることを中心にお話してきました。
わかりにくい「うつ」。
身体の病気と「うつ」。
休んで薬を飲んでいても治らない「うつ」。
「うつ」でだるくて動けないときはどうすればよいか。
認知行動療法的な戦略、など。
ボイスレコーダーにとられているにもかかわらず、いつものように余計な話が多かったような。

印象に残ったのは、研修終了後の交流会で司会者の方がお話された私への印象。
私は研修会の時のマイクの持ち方に特徴があるそうです。
「先生がカラオケでマイクをもつ時はあんな風にもつんだろうなぁ、と思ってみてました」
と言われました。
どんな持ち方なんでしょう・・・。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他院通院中の方、どこにも通院されていない方も受け付けています。


うつの悪循環

臨床心理士の鈴木です。

「うつ」になったとき、当然お薬がでます。
特に最初のひどい時はお薬と休養が一番良いです。
無理に身体を動かそうとせず、ゆっくり過ごすと自然に回復してきます。

ところが数ヶ月以上経っても変わらないことはないでしょうか?
不安になったら頓服を服用する。
イヤなことが思い浮かべば、眠って考えないようにする。
身体はだるいので家の中に閉じこもる。
このように「安静」にしていれば一時的には楽になるのかもしれません。

しかし、休んでいる間はイヤなことがさらに思い浮かぶものです。
だんだん効かなくなってくる頓服。
なかなか良くならない「うつ」。
先の見えない現状。
目にうつる人と比較。
元気だった頃の自分との比較。
プラス思考に考えられる方法を探そうとするが考えられない自分に落ち込む。

このようにしてさらに「うつ」に囚われます。
そうすると、また同じことを繰り返す・・・。

どのようにすればこの悪循環から抜け出せるのか。
この悪循環から抜け出す方法を提供するのがカウンセリング(認知行動療法)です。
一時しのぎの安心からの離脱や、だるさ・イヤな気持ちに囚われずやりたいことができるようにする援助をしていきます。

「いつまでも悪循環にはまりたくない」と思ったら、カウンセリング(認知行動療法)を受けてみてはいかがでしょうか。
少なくとも良くなるヒントは見つかると思いますよ。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他院通院中の方、どこにも通院されていない方も受け付けています。