強迫性障害の症状について

臨床心理士の鈴木です。

強迫性障害というと
「手を何度も洗う」などの洗浄強迫とか
「家の鍵をしめたか何度も確認する」などが代表的な症状です。

しかし、そのほかにもあります。

「あるものをある一つのパターンに並べなくてはいけない」

「人を傷つけてしまうのではないかと思って人を避ける」

「物を捨てることができない」

「頭の中で特定の言葉を繰り返す」

「悪い考えが本当になるのではないかと考え、そうならないように特定の儀式をする」

まだまだたくさんありますが、洗浄とか確認がないと強迫性障害ではないとおもっている方も結構います。
長い間悩んでいるにもかかわらず未治療のまま何年も苦しんでいるようです。

現在ではインターネットの普及で情報が手に入りやすくなっています。
調べてみるとよいでしょう。

注意していただきたいのは上記のような症状があっても強迫性障害とは限らないことです。
他の病気である可能性があります。
一般の方にとって見分けることは難しいかもしれません。

悩んでいる方は早めに治療を受けることをお勧めします。

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