臨床心理士の鈴木です。
今日は、さいたま市介護支援専門員協会主催のシンポジウムのシンポジストとして招かれたのでいってきました。
場所は緑区役所隣のプラザイースト。
写真はあまり人がいないときに撮ったので閑散としていますが、思ったよりも人がいてびっくり。
ケアマネージャー(介護支援専門員)さんが主な受講者でした。
それ以外になぜか福祉用具屋さんも多い。
話し合うテーマは認知症高齢者におけるシンポジウム「介護者様の負担軽減~ケアマネージャーに伝えたいこと」。
どう考えても職種として浮いている私。
そもそも臨床心理士を初めて見たという人も少なくないようです。
とりあえずは関連のありそうな精神科医療や心理学的観点からお話しました。
もちろん、短いトークの中にも行動療法、家族心理教育は入れています。
少し気になったこととしては、「行動療法」という言葉が他のシンポジストから出てきたのですが、行動療法ではないような・・・と思うこと。
どうやら高齢者の散歩など行動させるのが行動療法だと思われている気がします。
またケアマネージャーであっても心理学というと「心の中を読む」という誤解があるようで、今回それについて話はしなかったので、機会があれば誤解を訂正していきたいなぁ。
あと実はお話をする前に塩分の多いものを食べたため、本番で喉が渇いてしまい・・・。
一応シンポジストには水は容易されているのですが、誰も飲まないので飲みにくい。
それでも喉が渇くため、他のシンポジストに目が行っている隙にがぶ飲みしました。
見ていた人は「緊張しているんだなぁ」と思ったに違いない。
私が話し終わった後、ある人から「鈴木さんの話は毛並みが違いますね」という感想。
良い意味か悪い意味かはわかりませんが、良い意味にしておこう。
帰りはシンポジストとして一緒に話をした、認知症の家族会の方とバスで一緒にかえりました。
ご高齢の方でしたが、あなどれない。
認知症の知識や対応方法も最新のものを知っていらっしゃいました。
もしかしたら変な専門家よりも専門的知識を知っている感じです。
今日の私のお話が出席していたケアマネージャーさんや家族会の方々のお役に立ってくれればと思います。
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