臨床心理士の鈴木です。
最近一気に数人のパニック障害の方のカウンセリングが終結しました。
皆さん電車などの乗り物が苦手で、動悸、吐き気、目まいの症状から回復されました。
最初は「全く電車に乗れるようになる気がしない」と言っていた方も、最後には「普通にのれました」と言うようになっています。
共通しているのは「パニックを克服した」というよりも「パニックがどうでも良くなった」と言っていることでしょうか。
ここが回復しやすい人と、しにくい人の違いになるのかもしれません。
あと良く最後の方に聞かれるのが「ここのカウンセリングでやったことはパニック障害以外にも使えそうな気がするんですけど」ということ。
その通りです。
~病と名前のつくものや人間の「悩み」はたくさんありますが、症状や悩みが悪化する要因については共通するものもあります。
そこをパニック障害という一つの病気に対する行動療法を通じて、他にも応用できるようになります。
そして自分で行動療法ができるようになっていくのです。
行動療法はセルフマネジメントができることも目指します。
カウンセリング場面だけ楽になっても仕方がありません。
やはり現実生活が楽にならないと。
せっかく「病気」になりカウンセリングをうけるようになったのだから、「元気だった以前のようになりたい」というのではもったいない。
以前よりも生活を充実させ、様々な悩みに振り回されないようになった方がお得ですよ。
うつと不安のカウンセリングご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
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他院通院中の方、どこにも通院されていない方も受け付けています。