臨床心理士の鈴木です。
年始はバーゲンの時期。
洋服などを買うチャンスでもありますが、ほしい服を見るとだいたいセール対象外だったりする。
好きなお店ほどバーゲンはしていません。
それにあの混み具合。
20代の頃までは混んでいてもバーゲンに行っていました。
今では混んでいない時期にちょっと見る程度。
だいたい見る店も決まっています。
このため、バーゲンが始まる前に買い、こだわらない商品だけ空いた時期にバーゲン品を買うこともあります。
ところで、洋服屋さんで気になること。
声をかけてくる店員さん。
やけに馴れ馴れしい。
やけに「逆にこれなんかいいんじゃないですか」という逆になってない「逆」という言葉を使う。
「見てるだけ」と言ってもしつこく説明してくる。
しつこい営業や勧誘と変わらないんじゃないかと思います。
営業なんでしょうけれど。
買おうと思っていた気も失せることも多数。
空いているときに行くので、声をかけられる確率が高いような気がします。
声をかけてもらい時は声をかけてもらいたいし、一人で見たい時は声をかけてもらいたくない。
「見てるだけ」と言ったら、距離をとってほしい。
当然のことだと思うのですが・・・。
これは対人関係を考える上では同じことが言えます。
その時々によって柔軟に対応は変えなくてはいけません。
友人関係、職場の上司、交際相手、病気の家族に対する対応など人間関係、うつや不安に対する対処法などもそうです。
マニュアル的なものでは限界があります。
ですから洋服の店員さんもカウンセリング的な考え方って必要だと感じます。
いや、色んな職業に応用できるのでしょう。
営業、製造業、スポーツ、マネージメントなどなど。
実際、心理療法の一つである行動分析学をビジネス分野に応用した「パフォーマンスマネジメント」という方法もあります。
うちのカウンセリングにも企業の方がマネジメントについて相談に来られることもあります。
また、カウンセリングを受けられている方で「今までやったことって、悩み事以外にも応用できそうですよね」と感想をおっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。
その通りです。
うつや不安のためだけでなく、仕事や人間関係など、生活全般にカウンセリングで身につけた技術を応用していくと良いと思います。
うつと不安のカウンセリングご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。