「 2013年10月 」一覧

ついつい買い物が多くなる心理

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

ハロウィンですね。

お化けの仮装などやパーティなどをして楽しんでいる人もいますよね。

お化けは「死」と関連していますが、この日ばかりはそこに注意がいかない人も多いのでは?

「死」という言葉やニュースについてどう思いますか?

これについても心理学的なこんな実験結果があります。

「死」について考えたり死亡事故のニュースを見た後になると、お金を使いたくなったり、甘いものや好きなものをいつもよりたくさん食べたくなったりする、とのこと。

死の恐怖に直面すると我慢が効かなくなる、ということなのかなぁと。

ついつい買い物しちゃう人や、ついつい食べ過ぎてしまう人は、ニュースやドラマで死に関するものを見ていないか注意です。

無意識にニュースのあとのCMに流れているものを欲しくなったり、これまで我慢してきた食べ物を食べたくなったりするかもしれません。

だから何か我慢しているものがある時は、あまり悲しいニュースやドラマは見ないようにした方がよいかもしれません。

特に疲れている夜なんかは脳も疲れているのでさらに危ないかも。

気をつけましょう。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


安定を手に入れると不安になるかも

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

「不安をなくそう」として
・カウンセリングの本を読んでいる
・自己啓発本を読んでいる。
・ネットで不安克服法ばかり探している
・リラックスすることばかり考えている

こんなことをやっていると不安に囚われやすくなります。

不安があれば取り去りたい。

当たり前のことですね。

ただ不安が強い人は「あえて不安を探す」ようなことをしてしまいます。

次々と新たな不安が結びつけて、不安を作っているようなことありませんか?

仮に心の安定を一時的に得たとしても、
「この安定が崩れたらどうしよう」
と不安になるわけです。

幸せいっぱいのカップルが「この幸せが崩れたらどうしよう」と不安になるのと同じようなものです。

安定にしがみつこうとして、不安定になってしまう。

不安をなくそうとしている人は、ずっと不安に囚われ続けます。

本来良い気分も、悪い気分もずっとは続きません。

しかし、ジタバタと良い気分になろうとすると悪い気分が続きます。

ですから不安は「なくす」ではなく「不安があっても対処できる」を目指す方が良いのです。

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不安を克服する勇気を出すために

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

もし今日が人生最後の日だったら、今日やろうとしていることをやりたいだろうか?
Steve jobs

あのアップル創業者のスピーチから。

不安を克服しようとしているけれどなかなか勇気が出ないって人には一歩前に進むことを後押ししてくれる言葉かもしれません。

「明日どうなるかが不安」
「鍵をしめたか不安」
「パニックになったらどうしよう」
「人からどのようにみられているか不安」
と思って、不安に悩まされますよね。

そして不安にならないよう対処することばかりやってしまう。

「今のままでいいわけないのはわかっているけれど・・・」
「不安がなくなったら挑戦しよう」
「勇気がでたらやろう」

世界がほろびる人生最後の日だとしても、そんな風に考えて不安に囚われた行動をとりますか?

最後の日とすれば自分の考えている不安の多くがどうでも良いことになりませんか?

イチイチ将来のことや人からの評価、体調のことを気にしても無駄になるわけです。

過去や未来への比重が低くなりませんか?

自分が今本当に大切にしたいことはなんだろう?

最期の日と意識すれば自分が大切にしているものが見えてきます。

人生という時間は限られています。

過去を悔やんだり恨んだりするのではなく、未来を予測して思い悩むのではなく、「今」を一生懸命大切にした「行動」をとってみてください。

たまには名言でも見てみようかと思った人はこちらの記事も参考にしてください
・失敗して落ち込んでいる人へ
・本当にやっても無駄か?
・何もかもうまくいかないと思った時

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パニック障害の広場恐怖を克服するために

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

パニック障害で薬で治療をしていても、「広場恐怖」はなかなか良くならないといわれています。

広場恐怖というのは、パニック発作があったら困るような場所を避けることです。

決して「広場」が怖いわけではありません。

・電車
・バス
・美容院
・歯医者
・レジに並ぶ
・映画館
・歯医者
・高速道路

などなど。

怖がる場所は人によって様々です。

薬を飲んで仮にパニックがある程度おさまったとしても、怖いなぁって場所を避けてしまう人が結構いるわけです。

その場所に行っても大丈夫かどうかは、行ってみなきゃわからないのです。

ですから薬だけでパニックの治療をしているでも「エイ!」と不安だなぁと思う場所に行ってみることが必須となります。

「いつか勇気が出たら挑戦しよう」
と思っているといつまで経っても挑戦できないものです。

また
「不安が全く感じなくなったら挑戦しよう」
と思っていてもうまくいきません。

挑戦しようとすると症状の兆候が出てくるでしょう。

ですから不安があっても挑戦することが必要となります。

挑戦するときのやり方を間違えると不安なだけになるので注意しましょう。

不安に挑戦するときどんなことに注意をしたらよいかの一部はこちらの記事にも書いています
・パニックの時に気をそらしてもよくならないことも
・乗り物が苦手な人がやってはいけないこと
・パニック発作が怖くて旅行にいけない人は

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対人恐怖症って何?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

対人恐怖症って聞いたことありますか?

単に人が怖い、ということではありません。

「対人恐怖症」というのは自分の行いが他人を不快にさせることを恐れることです。
例)自分が相手を見ることで、相手が不快に思っているのでは
例)自分の表情が相手に不快感を与えているのでは

ちょっと加害者みたいな意識になってしまうって感じです。

一方このブログでよく紹介している「社交不安障害」というのは、対人場面で自分の行いが人から否定的な評価を受けるのではと不安になる症状です。
例)人前で発表するとき周囲から「変に思われているのでは」と思う

正確には違いますがちょっと被害者っぽい感じですかね。

「対人恐怖症」というのは日本や韓国などアジア圏の独特の症状で欧米ではあまりみられないとのこと。

文化の差が影響しているらしい。

どちらにしろ治療した方が良いです。

若いころに発症して数年~数十年悩んでいる人も多いので。

薬を飲んでもよくならない人もたくさんいます。

治らないのに何年も薬だけの治療になっていませんか?

また薬が嫌だからといって「リラックスしましょう」系のカウンセリングを受けていませんか?

きちんと効果が実証されている方法としては認知行動療法があります。

よくなっていない人は早めに認知行動療法などの薬以外の方法を検討してみてください。

人がどのように思っているかが不安って人はこちらの記事も参考にしてください
・「変だと思われている」と感じたら
人が怖いと思う人は薬かカウンセリングか
・社交不安障害の人のカウンセリングはどんなことをするのか

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
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心の病気が改善する方法

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

NHKでうつ病についてやっていました。

中身についてはつっこみどころが多々ありましたが、結局最後「どうすればよいか」ということについては同感でした。

うつ病の人の「まず何をやったらいいですか」という問いの答えの代表的な答えです。

これをしてもらえると、うつ病もそうですが他の心の病気の方にも有効であることが多いですよ。

効果も出いているハズです。

絶対やった方がいいです。

その方法はですね・・・

絶対多くの人に「なんだ・・・もっといい方法はないのか」と思われるだろうなぁ。

「規則正しい生活」

地味ですよねぇ。

がっかりして、このブログを閉じようとしている人がいるかもしれません。

しかし、ものすご~く大事。

自己啓発本を読んだり、病気について調べるより、まずはこれをやらないといけません。

心の病気全般について基本的なことと言えます。

・適度な運動
・バランスの良い食事
・決まった時間に起きて、決まった時間に寝る
・ほどよく人と交流を持つ(孤独にならない)

これが結構難しい。

一番多い意見が

「モチベーションが続かない」

うつなんかで仕事ができない人、やめてしまっている人なんかは、

「早く起きてもやることないからすぐに寝てしまう」

となります。

昼間起きていると人と比べてしまうから、寝ていた方がマシと考えちゃいます。

「夜の方が気楽」

となり、昼夜逆転する。

そうすると悪い循環にはまります。

基本的なことですが、規則正しい生活をがんばってやるだけでかなり体調が良くなってくる可能性が高いのです。

生活が乱れている人はまず規則正しい生活をがんばって続けていく・・・というか習慣にしていきましょう。

気合いで云々だけではなく、習慣にできそうな生活スタイルに環境を変えていくことがコツです。

きっと変わってくると思います。

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集団のリワークプログラムに合う人、合わない人

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

心の病気でお仕事を休んでいる人用にリワークプログラムを提供している施設があります。

よく
「リワーク行った方がいいですか?」
と聞かれます。

ほとんどのリワークプログラムは集団で行っています。

みんなで作業したり、話し合いをしたり、認知行動療法をやったり。

ですからこんな人がリワークに向いているのでは?
・ひとりだと「やることがない」と感じてボーっとしてしまう人
・いろんな人の意見が聞けた方がよいと思う人
・生活リズムが乱れがちの人
・実際に人とのかかわりをかたを練習したい人

逆にこんな人はどっちでもよいのではと思います
・一人でも生活リズムをととのえられる
・集団でやっていることが、ばかばかしいと感じる
・カウンセリング等で今後どこに気を付けたらよいか把握できていたり対処スキルを身につけることができている

あと多くのリワークプログラムはうつ病の人用にできていて、強迫性障害やパニック障害、社交不安障害のような不安障害系の人に必ずしも合っているものではありません。

不安障害の方はきちんと不安への対処スキルを身につけられるだけで復職できる人も多いです。

もちろん生活リズムをととのえることは必須ですが。

リワークは合う人、合わない人がいます。

リワークに行かなくても、ポイントをおさえて復職を目指していけば問題なく復職できる人はたくさんいます。

一番まずいのはただただ休んで「職場でやっているリワークやればいいや」と思っている人。

「職場はリハビリの場ではない」
という認識をもっていないとだめです。

いくら心の病気がメジャーになったといえど、心の病気に理解のある人ばかりではありません。

集団でも個人でやってもよいので、きちんとリハビリや対策をして復職しましょう。

心の病気で休職中の方はこちらの記事も参考にしてください
・休職していた人が復職するときの状態
・心の病気で休職中に図書館は必須ではありません
・うつで休職中まず何をしていったら良いか

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うつ病にカフェインが悪影響?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

「カフェインってうつ病に悪いから取らない方が良いのですか?」

という質問を受けることが何度かありました。

うん?カフェインがうつ病を?と思って調べましたが・・・そんな科学的根拠はありません。

確かにネットなどでそんなことを書いているのものがありますね。

「セロトニンを増やす食べ物」などと紹介されているものがありますが、
以前にも書いたように
「うつにいい食べ物」
を食べてもうつ病が良くなるわけではありません。

心身の健康を考えるならバランスの良い食事をしましょう。

セロトニンを増やせばうつが必ずしも治るわけでもないので。

脳内物質の不足によりうつ病が起こる、というのはあくまでも「仮説」です。

脳内物質を増やせばよいだけの話なら、薬をのんで治っている人がもっといるはずですから。

またうつに悪い食べ物というものもありません。

だから基本的にカフェインを避ける必要はありません。

カフェイン好きな人なら摂取できないストレスにさらされるのでは?

もちろんカフェインのとりすぎは体に悪いので普通程度に注意しましょうね。

うつ病「治療」って怪しいものが多い、と思った人はこちらの記事も参考にしてください
・食べ物を変えるだけでうつ病は治るのか?
・こんな「うつ」は薬が効かない
・うつ病は偽の薬で治る?

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
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嫌なことを考えない方法?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

テレビを見ていたら色々とあれこれ考えて眠れない時の対処として
「あ~」
っと心の中で言い続ける、というものをとある医者が紹介していました。

人間は二つのことを考えることができないので、「あ~」と心の中で言い続けていると余計なことは考えずに済むとのこと。

そうしていくうちに落ち着いて眠れるそうだ。

なるほど。

とりあえず簡単にすぐに実行できるし、うまくいけば睡眠以外にも使えそうだなぁ。

そんなことを思いながら、とりあえず自分で実験。

以下が私の感想。

・「あ~」って言っていても、別なことは思い浮かぶ
特にイメージに関することなどは普通に浮かんでくる。
「あ~」で何も考えない状態にはなれない

・結構疲れる
心の中でも「あ~」って叫び続けたら結構疲れる

私の結論。

やっぱり「あ~」って言っていても考えちゃいます。

皆さんはどうでしょうか?

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感情に振り回されないようになるには

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

感情的になってすぐに、わ~ってなってしまう人いますよね。

そんな人が感情と一歩距離をおいておけるようになる・・・かもしれないエクササイズ。

いつもでもできて簡単ですのでやってみてください。

自分の考えていることに
「考えている」「考えた」
と、つけるだけ。

「私はダメな人間」
と考えたら
「私はダメな人間、と考えた」

「私の人生は何もいいことがないだろう」
と考えたら
「私の人生は何もいいことがないだろう、と考えている」

「絶対こうするべきだ」
と考えたら
「絶対こうするべきだ、と考えている」

ちょっと距離をとった感じになるのがわかりますか?

私=だめな人間
から
「ダメな人間」と私の頭が考えていることであって、事実ではないかもしれない、となるわけです。

感情的になっている時の「考え」って、冷静に観察されることに弱いのです。

なんとなくピンときた方はこのエクササイズは効果的かもしれません。

感情に振り回されやすい人は、自分の気持ちを客観的に観察するこのエクササイズを普段から練習してみましょう。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は 浦和すずのきクリニックの受付、 または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
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