「 2011年11月 」一覧

ダイエットとカウンセリングは似ている

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

カウンセリングで症状を改善していくことって、「地道な」ダイエットと似ているような気がします。

地道なダイエットは規則正しい生活をしたり、運動したりしながら、生活習慣を整えていきます。
これが一番リバウンドが少ないし、長期的に見て精神的健康が保たれる可能性が高いでしょう。

しかし、このダイエット方法よりは
「3ヶ月で20キロやせるダイエット」
「飲むだけでやせる」
といったダイエット方法の方が魅力的ですよね。

例え○○ダイエットというもの多くが5年以内にリバウンドしていることや、摂食障害のきっけとなることを聞いたとしても。

カウンセリングも似たようなところがあって、話を整理していきながらうつや不安への対処方法を「地道」に身につけていき、「生活習慣」の変化を促進します。
これまでこびりついた「考え方の癖」や「行動の癖」を振り返って変えていくのです。

そうすることで「心の筋肉」がついてきて、多少のうつや不安があっても乗り越えられるようになってきます。

しかし、こんなカウンセリング方法よりは
「ぱっと催眠でもかけて、楽に治る」
「症状は両親の愛情不足からくるものだから、両親から謝ってもらいなさい」
「あっというまに不安が消えるテクニック」
といった治療法?の方が魅力的に感じることがありますよね。
例えその治療方法少し怪しげであっても。

もちろん、そんな治療法はリバウンドどころか、短期的な結果さえでないと思いますが。

ダイエットもカウンセリングも何もしないで、すぐに結果を出す方法なんてない、ということです。

短期的ではなく、長期的な結果を考えて、ダイエットなりカウンセリングなりの方法を選択してみてください。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。

他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


うつ病の再発

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

今日は日本行動療法学会3日目でした。
最終日です。

明日からは通常業務となり、カウンセリングを再開いたいます。

今日はうつ病の認知行動療法についての話題がありました。

知っている方もいると思いますが、うつ病の再発率は非常に高いのです。

半分は再発し、2回目以上はさらに再発率が上がります。
つまり、何回も再発を繰り返していると、どんどん治りにくくなっていくのです。

ではどうすればいいのか?

再発率を低くする手段として認知行動療法は有効であるというデータが出ています。

有名な研究では再発率を半分にしたというものがあります。
これは一般的によく知られている認知行動療法ではなく、日本においては最近新しくでてきている認知行動療法のやり方です。

どちらにしろ再発予防のためにも認知行動療法を受けておくことは意義のあることでしょう。

再発予防のために何かできることはないか?と思う方は認知行動療法を受けてみるとよいと思います。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


訪問カウンセリングについて

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

日曜日いかがお過ごしでしたか?

私は学会2日目でした。

今日は何人かの訪問カウンセリングの議論を聞いていました。

なかなか訪問カウンセリングをしている専門機関ってないんです。
うちの関連機関でも、浦和すずのきクリニックだけです。
その理由は色々あるのですが、臨床心理士はカウンセリングは面接室だけしかダメっていう信念?(思い込み?)みたいなのをもっている人が多いんです。

今はそんな時代でもないのにねぇ。

行動療法をやっている臨床心理士は、患者さんと外に出て練習したりするのは普通のことなので、それほど抵抗がない人の方が多いと思います(条件などはあるでしょうけれど)。

訪問カウンセリングのメリットは不安障害の方で、外出が無理でなかなか治療につながらない場合なんかには選択肢だだと思います。

あと外や自宅などでなかなか不安場面に挑戦する勇気がない人なんかには効果的です。

例えば、不潔恐怖の人で自宅をどうしても汚してはいけないと思っている人など。

費用が高いというデメリットはありますが・・・。

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飯田橋にきています

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

26~28日まで、日本行動療法学会参加のため飯田橋に来ています。

会場は飯田橋レインボービルが中心です。

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このため、28日の月曜日はカウンセリングの予約はとれません。
29日からカウンセリングは再開となります。

ご不便おかけして申し訳ありません。

飯田橋駅を出ると、すぐ神楽坂。
行きたいお店は色々ありますが、我慢して会場へ。

いつものことながら方向音痴の私は会場につけずにウロウロしていたら会場係に声をかけられ、やっと会場に。

今日は朝の9時半から20時半まで会場で研修会でした。

毎回のことながらなかなかハードです。

昔はこの歳になって朝から晩まで勉強しているなんて思いませんでしたが・・・。
それでも私は研修が好きなので結構あっという間です。
今回は話す方ではなく聞く方なのでかなり楽ですし。

海外での最先端の動向など参考になる話しがたくさん聞けました。

カウンセリングを通して皆様に還元していきます。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
浦和すずのきクリニックの受付、
または電話048-845-5566で「カウンセリングの予約」をして下さい。
他の病院に通院中の方、どこにも通院されていない方でもカウンセリングは受けられます。


強迫性障害-家族がまずやること

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

強迫性障害は家族を巻き込むことが多いです。

最初は自分だけの強迫行為だったけれど、だんたんと家族にも求めていくようになります。

そうすると、本人の症状はさらに悪化して家族もストレスがたまっていくという悪循環にはまっていくもの。

本人も家族もどう対応してよいのかわからずに困っているという声をよく聞きます。

まず家族がやることとして、強迫性障害への知識を得ることです。
強迫性障害の場合、現在のところ効果があるというデータがあるのは薬物療法と行動療法ですので、書籍などをみてみるとよいとでしょう。
だいたい書いてあります。

この二つは専門家の間でもよく知られてはいますが、行動療法に関しては実際のところ受けたことのない人が多いのが実情でしょう。
残念ながら実施できる機関は限られています。

まずは本人、家族が治療に対しての正しい知識を持つことから始めてください。
そして、薬物療法・行動療法を受けにいきましょう。

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浦和すずのきクリニックの受付、
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プラス思考は歪んだ考え方では?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

プラス思考ってとても歪んだ考え方です。

・きっといいことあるさ
・今度はきっとうまくいく
・自分はできる人間だ

これらの考えって、根拠に乏しいと思いませんか?
実際はそれほど良いことないって思うかもしれませんし、今度もうまくいかないかもしれません。

プラス思考は客観的であるという思い込みって結構あると思います。

かといって、プラス思考が悪いと感じる人はあまりいませんよね?
プラス思考になれたらなぁって思ったことありませんか?

ということは、考え方が歪んでいるかどうかが問題とは限らないということです。

歪んでいたって物事が良い方向にいくことも多いものです。

恋愛や夫婦関係なんて良い方向に歪んでいた方がうまくいくかもしれません。
サンタクロースはいる、なんて考えた方が夢があります。
ディズニーランドは「着ぐるみのいる遊園地」というより、「夢と魔法の国」とした方が良いですよね。

だから何が正しい考え方で間違った考え方かではなく、どのように考えて行動したら物事がうまくいくかを考えてみた方がよいですよ。

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うつ病と不安障害の併存

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

うつ病はパニック障害や社交不安障害、強迫性障害など不安障害が併存していることが多いと言われています。

私も経験上、そのように感じています。

気分の落ち込みとか眠れないとか「うつ」が全面にでているけれど、
よくよく聞いていくと人と話している時に人目が気になってひきこもりがちになったとか、
過呼吸が怖くてどこにも外出できていなくて、どんどん落ち込んできているとか、よくある話です。

つまり、うつの症状に隠れて不安障害は見逃されやすいのです。

しかも、不安障害の症状を「単なる性格」と思ってします方も多いようです。
社交不安障害や強迫性障害の方はその傾向が強いのかもしれません。
このため、治療が開始されるまでに数年~10数年経っている場合もあります。

人に相談しても「そんなの誰でもあるよ」と言われ、我慢していたりします。

おかしいなと思ったら早めに相談に行きましょう。

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診察の時にうまく話せない人は

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

時々患者さんが医師とのコミュニケーションがうまくとれないということを聞きます。

カウンセリングと比較すると、医師の診察は時間が短いのでコミュニケーションのズレが起こってしまうのかもしれません。

例えば、患者さんは気になっていることがあり、聞きたいことがあるのだけれど、いざ診察となると慌てて聞き逃してしまう。
または「次の患者さんが待っているのに迷惑になるのかな」と思って、聞けていないとか。

「調子はどうすか?」「睡眠は?」「食欲は?」と聞かれ、
「特に変わりません」と答え、
「それじゃ、同じお薬だしておきますね」で終わってしまうパターンが多いようです。

また自己判断で薬を中止してしまっているけれど、医師に言っていない、など。

どちらも正確な情報不足してしまい、適切な処方を受けられない原因となりかねません。

この対策として、まず普段から聞きたいことは聞くようにするとよいでしょう。
医療は信頼関係が大事です。

つい診察の時に何を聴けばよいか忘れてしまう、うまく話せないという方は、聞きたいことをメモしてくると良いでしょう。

かといってメモが長すぎると、結局何がききたいのか焦点がぼやけることがあります。
メモは要点をまとめて箇条書きにしてみると、うまく聞きたいことが聞けますよ。

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パニック障害の人が行動することに勇気が出ない時

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

不安が強くて行動できない、と感じた時。

例えばパニック障害の人が、電車に乗る練習をしようとした場合。

「不安が軽減したら練習しよう」

と思っていると、いつまで経っても良くなりません。

練習している人で
「自信がついて、不安が減ったから練習しました」
という人は見かけません。

「不安だったけれどやってみた」
という人ばかりです。

そうすると少しずつ自信がついてきて、不安も軽減していきます。

もちろん、軽減するようような練習の仕方をしていかなくてはなりません。
電車の中で、気をそらす、不安なら頓服、音楽を聴く、人と話をしてごまかす、という対処をしながら練習していると良くならない場合があります。

いつか不安がなくなるまでお薬を飲むだけにしてこのままでいますか?
それとも、不安だけれどもコツを身につけて行動して、不安を軽減することを目指してみますか?

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客観的に物事をみていると思っています?

浦和すずのきクリニック、臨床心理士の鈴木です。

次の文章を読んでください。

Aさんは昨日の夜から朝まで夫とケンカをした。翌日の朝、Aさんの目は真っ赤にはれていた。

さて、問題。

Aさんの目が真っ赤にはれていた理由はなんでしょう?

いかがでしたか?

「夫とケンカをして泣いたので目が真っ赤に腫れた」と思った人が多いのではありませんか?

よ~く、見てください。
そんなことは一言も書いていません。

実際は殴られたかもしれないし、単なる寝不足かもしれないし、結膜炎だったかもしれません。

「臨床心理士の鈴木は屁理屈ばかりいうやつだ」と思れそうですが・・・。

当然屁理屈を言いたいわけではありません。

人間ってこういう状況の説明が曖昧なものを見た時に、勝手に因果関係を作ってしまう傾向があります。
Aさんがケンカをしたから泣いたって思いましたよね?
今回の例は、自然すぎて気にしなかったのではありませんか?
それがミソなんです。
自分が当たり前に思ったのですから、それを信じ込むのです。

さらに、こういうものの方が印象に残るという実験結果などが出ているようです。

本来、物事の原因は一つではなく、たくさんあるはず。

あたかも原因であるかのように見せるものの一つです。
「○○というサプリメントを飲みはじめました。3ヶ月後にはくびれができました!」
これはあからさまですが。

実際、これを応用したテクニックはいたるところで使われています。

ニュース、小説、演説など。
小説なんかはわかりやすいかもしれません。

やり方次第では印象操作みたいなこともできちゃいますので。

客観的に話を見たり聞いたりしているつもりでも、あっという間に洗脳されてしまいます。

身の回りを冷静に見たり聞いたりしてみると、こういうものがいっぱいあることに気づきますよ。

うつと不安のカウンセリング・認知行動療法ご希望の方は
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